org-time-stampで日付を入力してスケジュールを管理しているとします。
org-agendaを使うと項目を一覧するのに便利です。
以下はシンプルなorgファイルの例です。~/orgに保存してあるとします。
work.org
* TODO 実装スケジュール確認 <2012-03-05 月 10:00-11:00> * TODO ログイン機能仕様調査 <2012-03-05 月 11:00-12:00> * TODO ログイン処理実装 <2012-03-06 火>--<2012-03-08 木> * TODO 管理機能実装 <2012-03-09 金>
private.org
* スカパー契約 DEADLINE: <2012-03-05 月>
org-agendaはorg-agenda-filesで指定してあるファイルが対象となりますので、設定ファイルに以下の例のように設定しておきます。
(setq org-directory "~/org") (setq org-agenda-files (list org-directory))
M-x org-agendaを実行すると*Agenda Commands*というバッファが表示されますのでa(Agenda for current week or day)を押下します。
以下のようにまず処理時の週のアジェンダが表示されます。
Week-agenda (W09): Monday 27 February 2012 W09 Tuesday 28 February 2012 Wednesday 29 February 2012 Thursday 1 March 2012 Friday 2 March 2012 Saturday 3 March 2012 private: In 2 d.: スカパー契約 Sunday 4 March 2012
fを押下すると1週先に進めます。(bで戻ります)
Week-agenda (W10): Monday 5 March 2012 W10 work: 10:00-11:00 TODO 実装スケジュール確認 work: 11:00-12:00 TODO ログイン機能仕様調査 private: Deadline: スカパー契約 Tuesday 6 March 2012 work: (1/3): TODO ログイン処理実装 Wednesday 7 March 2012 work: (2/3): TODO ログイン処理実装 Thursday 8 March 2012 work: (3/3): TODO ログイン処理実装 Friday 9 March 2012 work: TODO 管理機能実装 Saturday 10 March 2012 Sunday 11 March 2012
このAgendaViewは複数のファイルの項目を時系列で一覧表示してくれるので便利です。
また以下のような特徴があります
「ログイン処理実装」のように数日間の項目は(1/3)、(2/3)、(3/3)のようにそれぞれの日に表示されます。
work:、private:のようにファイル名がタグとして表示されますが、ファイル内に以下のように記述しておくことで変更できます
#+CATEGORY: OFFICE
なにも予定がない日も省略されずに表示されます。