org-modeで日付を扱うメモ(Deadline) 8


org-modeではタイムスタンプにDeadLine、Scheduledといったキーワードをつけて管理しやすくすることができます 。
とりあえずDeadlineについて

DeadLine

そのままの通りで「いつまでにやる」といった締め切りを表現します

DeadlLineを入力する場合はorg-deadlineを使います

キー 関数
C-c C-d org-deadline

日付の選択はorg-time-stampと同じですが、以下のように入力されます。

   DEADLINE: <2012-03-07 水 19:00>


orgファイルで以下のようなスケジュールをメモしているとします

当日を3/7とすると「企画会議資料作成」は2日遅れており、見積書提出は2日の余裕があります。

この状態でM-x org-agenda aを実行すると以下のようなWeek-agendaが表示されます

DeadLineは赤く表示されます。
また3/7時点で「企画会議資料作成」が2日遅れであることが「In -2 d」として表現されます。
「見積書提出」が残り2日であることが「In 2 d」として表現されます。

Deadlineの繰り返し

「週次レポート」や「週報」「月報」のような、週次、月次で繰り返すDEADLINEの場合は、org-time-stampと同じように表現できます

C-c C-t(org-todo)でTODOをDONEにする際、繰り返しのDEADLINEの場合は、項目のTODOはそのままで、DONEに変更した日時が記録されます。
またDEADLINEのタイムスタンプは繰り返しの次の日時に更新されます。

以下の例では水曜日の9:57に週報提出を完了したことが記録され、DEADLINEが次の週になっています。