今日読んだ本

読んだ。1時間くらいで読み終わってしまうが、中身はなかなかよかったと思う。
英語学習へのモチベーションがあがる。気が楽になるし。

著者がGoogle副社長だけど、別にGoogleのサービスを英語学習に役立てようという趣旨では全くない。


内容は多読、ボキャビル、リスニング、ライティング、スピーキングの5項目に対して、著者のシンプルな勉強法を紹介するというもの。


多読はとにかくいっぱい読むべし。よく多読では100万語読めというが、本書の場合は300万語を推奨。
たくさん読むコツと、おすすめのシリーズも紹介されている。
まずはスペンサーシリーズがよいとか。これは1作目。

The Godwulf Manuscript (Spenser)

The Godwulf Manuscript (Spenser)

シドニーシェルダンとかはよく紹介されるけど、これは知らなかった。今度買ってみる。



ボキャビルは目指せ1万語。
覚えるコツとおすすめの本を紹介。
紹介されているalcのサイト(http://www.alc.co.jp/eng/lvl/words/index.html)
でテストしてみたら中級だった。3000語レベルってことかな。
勉強しないと。


リスニングはトータル1000時間。筋トレ、たくさん聴け。
おすすめのURLを紹介。http://www.cnn.comとか。


ライティングは英借文。ブラインドタッチ必須。
アメリカじゃー、手書きのエッセイはその時点で評価低い。内容は二の次でどうでもよくて、フォーマットが大事らしい。
就職したときに、履歴書ワープロで打っていったら手で書き直させられたなぁ。ソフトウェア会社なのに。
アメリカはいいな。


スピーキングは基本の5パターン、「あいさつ」、「依頼」、「質問」、「意志表現」、「相手の意向を聞く」
を覚える。あとは自分および自分の関心事で100英文用意して丸暗記しとけ、と。
jazz演奏に通ずるものがあると思った。あれも即興といいつつも、得意なフレーズは山ほど覚え込んでる。



早く読み終わるし、モチベーションもあがる。
著者が31歳から英語の勉強を開始したということで、紹介されている勉強法も働きながらできるものばかり。

英語の勉強したいけど、仕事が忙しすぎて無理、と思ってる人にはおすすめの一冊。