VirtualBox+ubuntu上に作成したDjangoプロジェクトをローカルのPyCharmで編集する
「Python プロフェッショナルプログラミング」にはVirtualBox上にubuntu serverをインストールし、pythonの開発環境を作成する手順が詳しく書いてあります。
- 作者: ビープラウド
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2012/03/26
- メディア: 単行本
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作成した開発環境にsshでログインしてvimやemacsで開発する、というのが普通のスタイルなんだと思いますが、ローカルのPycharmを使うにはどうすればいいかと思ってちょっと試してみました。
環境を作ったらまずsshでログインできるようにします。これも本に紹介されてる手順ですが、VirtualBoxの「設定>ネットワーク>アダプタ1>ポートフォワーディング」からポートフォワーディングの設定をします
試しにDjangoのプロジェクトでもひとつ作っておきましょう。
$ django-admin.py startproject django_sample
次にローカルのPycharmで編集できるようにするため、VirtualBoxで作成した環境をmacfusionでマウントします。
ボート番号の2222はvirtualboxに先ほど設定した値ですね
これでマウントすれば、ディレクトリを指定してPycharmからプロジェクトを開けるようになります。
プロジェクトを開いたら、プロジェクトで使用するリモートインタープリタを指定します。
Settings>Project Interpreter > Python Interpreter
以上でコードの編集はできるようになります。
djagnoを起動できるようにする
Run Configurationのworking directoryとpath mappingを編集します。あと、hostを0.0.0.0、ポート番号を8000にします。
こんな感じ
Virtualboxの設定でもうひとつポートフォワーディングの設定を追加します。
これでPycharm上からdjangoを起動し、http://localhost:8888でアクセスできるようになりました。
課題
Pycharmからsyncdbとかtestとかのmanage.pyのTaskを実行できる機能があるんだけど、それがうまく動かない。
runserverが動かせてるんだから頑張ればできそうな気がするけど今後の課題。