jmeterで使えるfunction

jmeterで使える独自ファンクションについて、ちょっと調べる機会があったのでメモしておきます。

関数の書き方

${}で囲んだ中でfunctionNameと引数を書きます。
functionNameはアンダースコア2つを頭につけます。

${__functionName(var1, var2, var3)}

変数を参照する場合は${}で囲むだけです。

${VARIABLE}

ファイルから値を得る

__StringFromFileを使います。
以下の例ではparameters.txtを1行ずつ読み出します。

${__StringFromFile(parameters.txt)}

ランダムな数字を得る

__Randomを使います
以下の例では1から200までの間のランダムな数値が得られます。
第3引数を指定すると、その変数名で参照できます。

${__Random(1, 200, variable)}

ランダムな文字列を得る

__RandomStringを使います
以下の例だと10文字のランダムな値を取得できます。

${__RandomString(10)}

試してみたらこんなのが取れました。マルチバイト文字。

簼尖꽸뜬䵇⡴㒏쫚䕞


第2引数で、使用する文字列を指定できます

${__RandomString(10, ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ)}

第3引数を指定すると、その変数名で参照できます。

${__RandomString(10, ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ, variable)}

javaScript

javascirptが使えるみたいです。

${__javaScript(new Date())}

今回結局使わなかったのでどのくらい書けるのかよくわからない。

プロパティを渡す

コマンドラインから実行する際、-Jsample.value=3とかオプションを指定しておけば、その値が取得できます

${__P(sample.value)}


他にもいろいろあるけど、必要になったらリファレンス見る


参考 :Apache JMeter - User's Manual: Functions and Variables