Intellij/PyCharmの「ファイルを開く」がかなり多機能
emacsからpycharmに作業環境を変えたときはanythingと比べてファイル選択がちょっと貧弱だなと思いました。
こんなエントリを書いていたり。
PyCharmでは「Main Menu -> Navigate -> File」でダイアログを開き、ファイル名をインクリメンタルに絞り込んで開けます。
anythingのように複数キーワードで絞り込めないのがちょっと残念なところ。
PyCharmでプロジェクトのコードを読む
http://d.hatena.ne.jp/yuheiomori0718/20120320/1332226578
ですが、ちゃんと確認したところ複数キーワードで絞り込めました。それどころかかなり多機能なことがわかりました。
どんなことができるかというと、、
1. ダイアログに検索ワードを入力したあと、検索ワードを残したまま、Class、Symbolに切り替えることができる
切り替える方法はそれぞれ割り当ててあるキーを入力するだけです。
Navigate->Fileを実行後、、
Navigate->Classのキーを入力(私の場合は⇧⌥G)
Navigate->Symbolのキーを入力(私の場合は⌃⇧⌥N)
2. パスを指定できる。しかもディレクトリ名の頭文字だけで絞り込める
フレームワークによってはindex.htmlとかviews.pyみたいな同名のファイルたくさんプロジェクトにあったりします。
ディレクトリ名を入力することで絞り込めます
3. ファイル名を複数ワードで絞り込める
アンダースコア区切りのファイル名などは連続して頭文字を入力してもヒットします
4. 複数ファイルを同時に開ける
Shift、または⌘を押しながらクリックして複数ファイルを選択しEnterで同時に開けます
5. ファイルを直接操作できる
ファイルを選択した状態から直接Move、Copy、Renameができます。ちょっとanythingな感じ
キーはメニューバーのRefactorで確認できます
action | key |
---|---|
Move | F6 |
Copy | F5 |
Rename | ⇧F6 |
6. ⌥F1でwindowを選んで開く
⌥F1でSelect Targetというメニューが開きますので、表示するWindowを選べます
まとめ
こんな感じでかなりいろいろな機能が実装されていて面白いです。
個人的にはディレクトリ名を頭文字だけで指定できるのが特によかったです。